鈴川海岸をきれいに 元吉原地区で一斉クリーン作戦

(平成20年11月5日 富士ニュース掲載)
元吉原地区の鈴川海岸で先ごろ、「海岸一斉クリーン作戦」が行われた。
ごみが目立つ海岸をかつてのきれいな姿にしよう―と、同地区町内会連合会(杉山由隆会長)をはじめとする各種団体が毎年取り組んでいる活動。 「一世帯一人」を合言葉に18町内から住民約1600人が参加し、今井から柏原までの約5キロで分別しながらごみ拾いを繰り広げた。
不法投棄物も撤去したほか、松林管理遊歩道の草刈りや松葉の処理作業を展開する町内会もあった。
ことしは元吉原中の全生徒が参加したほか、地元企業の中村組も活動に賛同して社員や取引業者など40人が協力した。
富士海岸における漂着ごみについて研究している名城大学伊藤正博教授の研究室から学生の山田純さんが訪れ、清掃参加者を対象にアンケートも実施した。
杉山会長は「海岸をきれいにしているが不法投棄や漂着ごみが目立つ。河川上流部を含めモラル向上を呼び掛けたい」と話していた。